私が愛用している、HHKB Hybrid Type-S 英語配列に関してのレビューです。
控えめに言って、仕事・趣味でPCを使っている人全員におすすめしたい。
文字入力が楽しくなるキーボードです。
使っている人にしか分からないのがツラいです。
それでは本文へどうぞ。
HHKBって?
HHKBは「Happy Hacking KeyBoard 」の略です。
このHackingはいわゆる”ハッカー”のハッキング行為が一番最初に浮かびますが、
hackという単語は、
hackとは 意味・読み方・使い方
意味・対訳(おのなどで乱暴にまたは乱雑に)たたき切る、ぶった切る、切り刻む、めった切りにする、(森林などを)切り払って進む、たたき切って作る、うまくやり抜く、むこうずねをける、(ボールを持っている)腕をはたく、取り組む
hack-Weblio
このように”たたく”という意味が含まれていますので、
直訳すると、「楽しくたたけるキーボード」
意訳すると、「キーの押し心地がめっちゃいいキーボード」
という感じでしょうか。そうですね。名は体を表しています。
外観
愛用しているHHKB Hybrid Type-S 英語配列です。
見えにくくてすみません。肉眼で見ても、キーの刻印は見づらいです。
このキーボードには、
- テンキー
- ファンクションキー
- デリートやプリントスクリーンなどの独立キー
がありません。
その他の特徴は、(黒の場合)見えにくいキー印字、有線接続でしょうか。
(白だと印字はちゃんと見えると思います)
この写真の右にType-Cのポートが見えるかと思います。ここで有線接続できるようになっています。
その他の機能・ラインナップ
公式へのリンクをおいておきますので、各自ご確認ください。
ざっくりいうと、
- 有線・無線両方or有線
- 日本語配列or英語配列
- キー印字ありor無し(無刻印)
- 通常モデルor静音化モデル
- 白or黒(or真っ白)
という感じです。
おすすめポイント
- 最高の打鍵感
- (他モデルのHHKBと比較して)小さい打鍵音
- コンパクトな本体
- 有線接続・無線接続(Bluetooth)両方可能
- 電池駆動
最高の打鍵感
なんといっても打鍵感は最高です。これまでのキーボードとは別次元です。
控えめに言って最高です。
双極をなす(勝手に言ってます)東プレのREALFORCEも持っていますが、
それよりもHHKBの方が使いやすいと感じています。
(他モデルのHHKBと比較して)小さい打鍵音
以前私は”HHKB Professional”の白を使っていました。
もちろん打鍵感は最高で、バリバリ文字入力していました。
しかし周りの人から、
「カチャカチャうるさいんだけど」
とよくクレームをもらっていました。
持ち主の私は慣れていたのでなんとも思っていませんでしたが、
(なにより、打鍵感が最高すぎて全く気になっていませんでした)
周りからするとそりゃ近くでカチャカチャされると迷惑ですよね。
冷静に音を聞いてみると、図書館はもとより、小さい事務所でもうるさいくらいです。
そのため、静音化されているType-Sを購入しました。
かなりカチャカチャ音は軽減され、クレームを貰うことはなくなりました。
堂々とタイピングしまくっています。
コンパクトな本体
不必要なキーが一切無く、非常にコンパクトな本体です。
そのため限られた机の大きさでも、他の物の邪魔になりません。
もちろん、持ち運びもできる大きさです。
専用のケースも販売されているので、その需要もあるんだと思います。
有線接続・無線接続(Bluetooth)両方可能
これ、個人的に非常に重要です。
PCのパーツを交換する際などにBIOS画面を開くことがあるかと思います。
しかし、
BluetoothだとBIOS画面を起動することができないのです。
通常ですと別で有線接続のキーボードが必要なのですが、
このHHKB Hybridは有線接続も可能ですので、1つで完結できます。
他のメリットとしては、万が一電池切れになったとしても使用できます。
外出先など、すぐに電池が手に入らない状況などでも安心出来ますね。
電池駆動
最近のデバイスはバッテリー駆動が多いかと思います。
それはそれで非常に便利なのですが、
- 電池無くなると、充電中は使用出来ない
- 定期的な充電が面倒くさい
- バッテリー破損=製品の寿命
というデメリットもあります。
HHKB Hybridは単3電池2本で動作するので、最悪コンビニに駆け込めば問題ありません。
私は充電池を使用していますが、全く問題無く使用できています。
イマイチポイント
一方でイマイチポイントは、
- キー配列に慣れるまで時間かかる
- 思い切りが必要な価格(約3万7000円)
の2つです。
キー配列に慣れるまで時間がかかる
外観のところでも触れたのですが、キー配置が特殊です。
ファンクションキーや矢印キー、スクリーンキャプチャキーなどが独立していないなどの
違いがありますが、
ほかのキーボードと比較して、最も大きな差は、
Caps Lockキーのあるところに、Controlキーがあること
だと思います。
皆さん、Caps LockキーとControlキーのどちらがよく使いますか?
仕事柄、”Caps Lockキーを使うよ”という方もいらっしゃるかと思いますが、
ほとんどの方はControlキーをよく使うと思います。
あまり使わないキーが小指の届く一等地にあるのはもったいなくはないですか?
そのような思想のもと、HHKBは従来のCaps LockキーをControlキーとしているのだと思います。
正直、慣れるまで時間はかかります。
しかし、一度慣れてしまうと、ほかのキーボードのCaps LockキーをControlキーに入れ替えるほどの
魅力を持っています。
多くの人はこの特殊な配列で面食らってしまうと思いましたので、
イマイチポイントにさせていただきました。
思い切りが必要な金額
これは正直仕方ないです。いいものを安くとはいいますが、基本的にいいものは高いです。
それは製品にそれほどの魅力があるということの裏返しだと思います。
キー自体の非常に耐久性が高い(3000万回以上!)ので、長く使える製品だと思います。
メンブレン方式が接点を押しつけて接触させるのに対して、静電容量無接点方式では円錐スプリングを押し下げ、電荷容量値を変化させてスイッチングする。耐久性も高く、3,000万回以上の打鍵に耐え得る。
HKKB History [3]-PFU
そう考えるとむしろ安いかもしれません。
まとめ
タイピングが楽しくなる、HHKB Hybrid Type-Sのレビューはいかがだったでしょうか。
これからも仕事や趣味などで、何千何万とタイピングを行っていくでしょう。
それが少しでも楽しく、快適になるのであれば、正直この価格は安いと思います。
弘法は筆を選ばずといいますが、
絶対いつも使っている筆で書いた方がきれいな字は書けるはずです。
皆さんに関しては弘法でもありませんので、より道具が占めるウェイトは大きいはずです。
レンタルサービスもあるらしいので、興味がある方はぜひ試してみてください!
おわりに
使ってみた人しか分からないこの魅力、皆さんもぜひお試しあれ。
では、おやすみなさい。
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